2012年度の教科書検定の結果を受けて、3月27日、沖縄県の「9・29県民大会決議を実現させる会」が声明を発表しました。06年度に「集団自決(強制集団死)」を日本軍による強制であるとの記述を削除する検定意見の撤回を求め、2007年9月29日に県民大会が開催されて以来、「実現させる会」は運動を続けてきました。 今回の結果については、日本軍による強制の表現に前進があったことを評価するとともに、検定意見の撤回など県民大会決議の実現には程遠いとしています。 沖縄の「集団自決(強制集団死)」の歴史は教科書にとどまらず、日本国民が事実にもとづいた歴史認識をもつべき問題です。
<成功させる会呼びかけ人代表> 小山内美江子(脚本家) 伊藤 真(「伊藤塾」塾長) 香山リカ(精神科医) 鬼追明夫(元日弁連会長) 品川正治(経済同友会終身幹事) 橘 祐典(映画監督) 辻井 喬(作家) 山田洋次(映画監督)