戦時中に起きた「横浜事件」の再審請求において免訴判決を受けた元被告の遺族が起こした刑事補償請求に対して、2010年2月4日、横浜地裁は請求通りの交付を認める決定をしました。 それは、「再審公判で実体判断が可能だったならば、無罪だったことは明らかだ」と結論付け、そして、「警察、検察、裁判所の故意、過失は重大だ」と指摘しました。でっち上げや冤罪事件はこんにちでも各地で生じています。 日本国憲法の刑事手続きの規定を軽視・無視するような捜査と司法の現状は改められなければなりません。
<成功させる会呼びかけ人代表> 小山内美江子(脚本家) 伊藤 真(「伊藤塾」塾長) 香山リカ(精神科医) 鬼追明夫(元日弁連会長) 品川正治(経済同友会終身幹事) 橘 祐典(映画監督) 辻井 喬(作家) 山田洋次(映画監督)