消費者庁ができる見通しとなりました。消費者庁は消費者の安全・安心のための行政を一元的にすすめ、必要に応じて業界などに勧告や命令を出していくことになるとのことです。 しかし、そのためには国民の監視が肝心です。これまで政治家は企業からの献金に依存し、そのような構図の中で役所が業界を守ってきたところがあります。消費者の利益よりも企業の存在が先決という感覚が一般市民の中にもあります。こうした意識が変わっていかなければ、消費者保護もなかなか進まないでしょう。 そこには憲法が謳う「個人の尊重」という理念を国民一人ひとりがどのように理解し行動していくのかが関わることになりそうです。
<成功させる会呼びかけ人代表> 小山内美江子(脚本家) 伊藤 真(「伊藤塾」塾長) 香山リカ(精神科医) 鬼追明夫(元日弁連会長) 品川正治(経済同友会終身幹事) 橘 祐典(映画監督) 辻井 喬(作家) 山田洋次(映画監督)